人権擁護法案マガジン・ブログ版

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2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小室直樹について・その4 日本は滅びる・後半

対談 小室直樹 日本は滅びる http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/mazime/No6.html 歴史を学ばない日本には、保守主義はありえない (中略) 小室 というか、「伝統主義」が強すぎるんです。保守主義って言うのは、単に伝統を守るっていうのじゃ…

東宝の名作「地球防衛軍」(監督:本多猪四郎)今年は公開50周年。外国人のDVD発売か何かの予告編。

小室直樹について・その3 日本は滅びる・前半

対談 小室直樹 日本は滅びる http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/mazime/No6.html 日本は滅びる。ものすごいアナーキー状態になる 岡田 小室先生としてはですね、今の日本というのは、わりとこのままでいいんですか? 小室 もうすぐ滅びるでし…

昭和の日

昨日で大東亜戦争終結から55年となりました。 そして今日は初めての「昭和の日」です。言うまでもなく昭和天皇御誕生日(106年目だと思う)を意味しています。 加えて、今日は「明治天皇と日露大戦争」公開50周年でもあります。本当は今日、紹介記事…

人権擁護法案、夏の参院選後に注意!

自由同和会中央本部機関紙 第180号(07年3月)より http://www.jiyuudouwakai.jp/180-001.pdf ……(註:人権法案については)夏の参議院議員選挙後には内閣改造と党役員の改選があると思われるので、この機会を活用していきたい」…… 衆議院法務委員会(…

明治天皇と日露大戦争(★★★★★)

おすすめ度★★★★★(5段階) 一言紹介:アラカン明治天皇のもと、国民一致団結して国難に当たる。世界一感動的な戦争映画! 1957年、新東宝製作。 監督:渡辺邦男、音楽:鈴木静一、脚本:館岡謙之助。 出演:嵐寛寿郎(明治天皇)、林寛(乃木将軍)、田崎潤…

小室直樹について・その2 おすすめの本

アマゾンにリンクしていない本は現在、絶版だと思われます。他の書店で売っているかどうかは知りません。もし読みたければ図書館、古本屋を探してください。なお、アフェリエイトではないのでクリックしなくていいです(はてなは無料サービスだとアフェリエ…

マタンゴ(★★★★)

予告編(実際は吸血しません。マタンゴは撮影後スタッフがおいしくいただきました) おすすめ度★★★★(5段階) 一言紹介:極限状態でエゴ剥き出し、利己主義に陥る人間の滑稽な姿を見よ!キノコうめええ! 1963年、東宝製作。 監督:本多猪四郎、特技監督:…

小室直樹について・その1

私が小室直樹を知ったきっかけは覚えていないが、平泉澄先生の物語日本史を読んだ後、小室直樹の「日本国憲法の問題点」と、次に「痛快!憲法学」を読んだ。そして彼が平泉澄を大変尊敬していること、物語日本史を推薦の書としていることに運命を感じた(と…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む まとめ後半

議会とは 最初の議会は、国王が新しい税金を作ろうとし、召集したもの。一方、貴族たちは新しい税金反対のために議会を利用した。 多数決は効率的に物事を決めるための、一種の便法です。多数決で決まったことが正しいなどとは、誰も保障していない。(50…

「韓国女性強制連行はない」中山成彬・元文科相

【政治】 「慰安婦は殆ど日本人」「韓国女性強制連行はない」「誤ったままの問題化、日本国民も知らなければ」…中山元文科相★2 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177088740/l50 1 名前: ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 投稿日: 2007/0…

皇室のきょうかしょ 竹田恒泰

私は読んでいませんが、こんなページがありました。 皇室のきょうかしょ 竹田恒泰 http://wwwz.fujitv.co.jp/takeshi/column/takedatsuneyasu/index_takedatsuneyasu.html 興味のある方はどうぞ。

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む まとめ前半

憲法とは 憲法は成文法ではなく、本質的には慣習法である(10P) 憲法は国民に向けて書かれたものではない。誰のために書かれたものかといえば、国家権力すべてを縛るために書かれたものです。……したがって、憲法に違反することができるのは国家だけ。(…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 補足

予定説と不安 「信仰のみ」とは、言うは易く、行うは難い。これこそ、宗教心理学の鉄則である。一心に信じなければならないと、あせればあせるほど、どこからともなく不信の心がわいてくる。(「小室直樹経済ゼミナール」77P) プロテスタントは「信仰の…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第13章後編

アノミーが日本社会をぶっ壊した 小室直樹が最もよく使う用語がアノミーです。 アノミーとは言うなれば、「社会の病気」です。アノミーが起これば、身体にも心にも異常がなくても、その人間は異常な行動を取るようになる。(266P) 私は「気違い」という…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第13章中編

日本国憲法はデモクラシーの敵? この本では紙幅の関係か占領憲法無効論には触れられていません。また、帝国憲法(尊皇思想)でなければ日本のデモクラシーは成立しない、とも書いてありません。しかし、はっきりと日本国憲法はデモクラシーの敵であるという…

日米印の海軍が合同訓練を実施

【日米印】合同訓練:海自と米印海軍初 通信、操船など 房総沖…防衛省「中国をけん制する意図はない」 [04/16] http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1176689048/l100 1 :エクセル小林 ◆EXCELnqy7Y @薔薇おばはんφ ★ :2007/04/16(月) 11:04:08 …

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第13章前編

バブル崩壊の原因 それは総量規制という大蔵省・土田正顕が出した通達でした。この行政指導は法律ではないため、議会が無関係であるばかりか、大臣すら無関係だそうです。官僚は日本経済を私物化し、社会主義以上の権力を振るっています。そればかりか、無能…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第12章後編

戦後唯一のデモクラット 議会政治で重要なことは、討論・演説です。そして、それを通じて予算・法律を作ることです。しかるに現在日本の政治は、討論・演説なんて、ありゃしない。国会中継なんて誰も見ないし、ましてや演説が本になるなんて、想像すらできな…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第12章中編

軍部大臣現役武官制 陸軍の三長官会議(大臣、参謀総長、教育総監)は、復活した軍部大臣現役武官制(武官は現役の他に予備役、後備役などがある)を利用して、自分たちに都合のいい内閣を作りました。気に入らない総理大臣は組閣できないようにしたのです。…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第12章前編

大日本帝国憲法の死 明治憲法は最後まで(占領憲法制定まで)立憲君主制を貫き通しました。立憲君主制(君主に拒否権なし)という面に於いては明治憲法は最後まで死ななかったのです。しかし、それはデモクラシーにとって必要条件の一つでしかありません。宗…

俳優の村上冬樹さん逝去

4月5日午前1時55分、俳優の村上冬樹さんが逝去された。死因は胃がんで、95歳だった。最近までドラマなどに出演していたというから驚きだ。「ゴジラ」「地球防衛軍」などで目立たないが存在感のある(って矛盾してる)科学者を演じ、「ガス人間第一号…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第11章後半

天皇教が近代的憲法を生んだ そこで勤勉の精神と同時に必要になってくるのは、人間は平等であるという精神です。(214P) 身分制社会では、職業選択の自由はありません。すると労働市場というものも成立しません。平等な人間同士の契約という考え方も出…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第11章前半

第10章は経済学の話で、要約するのが大変なので省略とします。しかしいくつかの点は書いておきます。まず、利子率は2%以下になってはいけないということ。それからもう一つ、 古典派の教えに従って規制緩和をしたところで、元来が資本主義ではないのだか…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第9章後半

平和主義者が戦争を作る 前回は、憲法第9条がケロッグ・ブリアン条約のコピーであり、自衛戦争(要するに全ての戦争)を合法としているという話でした。 ケロッグ国務長官は「自衛戦争は対象外です」と明確に答えた。(174P) さて、戦後の日本のように…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第8章、第9章前半

近代民主主義では「法の前の平等」を何よりも尊重します。(151P) 法の前の平等、あるいは法の下の平等とは、要するに機会の平等です。法律は何人も差別しないということなのです。 カエサル、ナポレオン、ヒットラー それはさておき、デモクラシー、憲…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第7章

公約とは契約である ここだけは第6章の終わりです。 公約とは選挙民と議員との約束、つまり契約です。……もし、それを(公約と異なる政策に)変えるのであれば、いったん野に下って、新しい公約を選挙民に問うというのが民主主義の常道です。(117P) 契…

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第6章

ジョン・ロックの「社会契約説」 清教徒革命の頃、イギリスにジョン・ロックという思想家がいました。彼は医学も研究していたので、科学的思考ができました。彼は国家や社会がない自然状態というものを考えたのでした。歴史上、そのようなものが存在した可能…

The Beatles - Hey Bulldog

小室直樹の「痛快!憲法学」を読む 第5章

人権とは 前回は、予定説を信じるプロテスタントは信仰がどんどん強くなっていく、という話でした。今回は予定説はまず置いておいて、人権の話から始まります。「人権」という概念については、以前に書いたことがありますので、以下も参照してください。 htt…