人権擁護法案マガジン・ブログ版

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メルマガから転載します

このブログは終了しませんが、メルマガについては終了いたしました。

 

 

人権擁護法案マガジン最終号(第240号)(19年6月8日発行)


 皆さん、ご無沙汰しております。VIPまとめです。
 約2年ぶり、そして最後のメールとなります。
 このたび、freemlサービス終了により、このメルマガも終わることとなりました。

 

 思えば、2005年6月8日のメルマガ開始から、はや14年が経ちました。この間、第一次安倍政権の発足と崩壊、民主党政権の成立と崩壊、第二次安倍政権など、政治情勢は目まぐるしく変化してきました。
 いま思い返してみますと、ネット上の政治運動も、当時とは全く異なるのではないかと思います。
 これは自惚れですが、当時の私たちは、心を一つにして戦っていたと思います。
 当時は、なんだか日本のネット世界が一つにまとまって、旧勢力と戦っているような気持ちを持っていました。
 しかし、良くも悪くも、そのような一体感があったのは2000年代半ばだけでしたでしょう。
 その後はネットの普及が一層進んだこともあり、ネット世界は一つのコミュニティというよりは、無数のコミュニティとなり、政治運動も、それぞれがバラバラに動いているだけだと思います。
 例えば、私は未だに「パヨク」という言葉がどういう意味なのか知りません。当時、サヨクという言葉は普通に使われておりましたが、ネトウヨという言葉もあったかどうかは分かりませんし、ネット上に民族対立のコメントはあっても、リアルで在日朝鮮人に向かって罵倒するようなことは、全く無かったのではないかと思います。
 もっとも、彼らは街宣右翼と同じでサヨクの自作自演なのではないかという気もします。いずれにせよ、差別は許されません。正当な批判ならともかく、罵詈雑言は批判とは言えません。

 

 人権擁護法案反対派は、差別を容認するものではない。むしろ、誰よりも差別を憎み、自由と人権のために戦ったのだ、と思います。
 おそらく、私たちの中で、先鋭化・過激化した人は皆無であろうと思います。むしろ、みな、政治運動から遠ざかったのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。

 

 私も若かったので、今考えると、至らない点が多々あったかと存じます。いえ、今だって私は大した人間ではありません。このアカウントに限らず、私がネット上に書く文章やコメントを読んで不快になる人もいるだろうと恐れるばかりです。
 それはともかく、私も若かったし、皆さんも、今より14歳若かったのです。私たちは、ネットが普及する中で、政治が変わるのではないか、国が、世界が、新しくなっていくのではないか、ある面では保守だが、ある面では革新、いや革命が進んでいくのではないか、という期待に胸を膨らませていたと思います。
 しかし、実際には、大きくは変わりませんでした。実際には変わっているのかもしれませんが、実感はありません。
 私は当時ネットに期待していたように、今はAIに期待していますが、果たして本当にそうなるのか。
 日本は、世界は、良くなっていくのだろうか。悪くなっていくのだろうか。

 

 一つだけ確かなことが言えるとすれば、希望を捨ててはならないこと、自由や人権を擁護し、他者を思いやり、助け合って生きていかなければならないこと、怒りや憎しみ、罵倒や憎悪、差別は何も良いことがないということ。これだけです。
 もちろん、政治の世界や、民族・宗教の違いなどは、一筋縄ではいきません。綺麗事、理想論では解決できません。しかし、心のどこかで良心を信じていなければならないと思います。
 今、同じ日本民族の間ですら、いや同じ家の中ですら、悲しい事件や事故が後を絶ちません。
 私がこのメルマガで申し上げる最後のことは、次のとおりです。
「誰もが自由で幸福に生きることができる社会にしていこう」
 そのためには、保守もリベラルも、もっともっと、まともになっていかなければ。みんなが知恵を振り絞って、建設的に、ものを考えていかなければ。
 実は、以下の言葉を考えたのも私でした。今では誰も覚えていらっしゃらないかもしれませんが。これはスレッドでの会話の中で、自然発生的に生まれたフレーズでしたが(一種のジョークですらありました)、同時に真理でもあると思うのです。
「右も 左も あるものか 僕らが 見るのは 常に上」
 当時の私には、それでも右寄りなところもありましたが、今では本当に自信を持って、良い意味で中道だと言えます。
 やはり様々な学問、哲学、宗教を学んで、物事の中庸はどこにあるかを考えることが大切ですね。

 

 皆さん、これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

なお、現在もブログ「人権擁護法案マガジン・ブログ版」
https://jinkenvip.hatenablog.com/
こちらは存続しておりますので、もし万一にも人権擁護法案などに動きが見られる場合は、そちらを更新いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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ほとんど更新はしておりませんが、現在も残っています。

 

最後に、これは個人的なことですが、漫画などの表現の規制に反対している山田太郎氏を応援しております。

 

人権擁護法案が復活しなかったとしても、別の名前で、同じような企みがまた現れるかもしれません。その時には、また戦いましょう。

 

それでは、本当に、これまでありがとうございました。
皆様のご健勝をお祈りしております。皆さんは、日本の宝です。

 

VIPまとめ

 

Imagine all the people living life in peace

 

 

 

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