吉田松陰の言葉ランキング 1位〜10位
吉田松陰の言葉ランキング 20位〜11位
http://d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070925/1190722539
吉田松陰の言葉ランキング 30位〜21位
http://d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070920/1190293093
吉田松陰の言葉ランキング 40位〜31位
http://d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070916/1189952301
今回で終わりです。1位から順番に書きます。
5位
親思う 心にまさる 親心 けふのおとずれ 何ときくらん
(確か「留魂録」ではない、家族宛の遺書にある辞世の一つ。)
6位
凡そ生れて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。蓋し人には五倫あり、而して君臣父子を最も大なりと為す。故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。
(「士規七則」より)
7位
士の道は義より大なるはなし。義は勇に因りて行はれ、勇は義に因りて長ず。
(「士規七則」より)
8位
死は好むものではなく、また憎むべきでもない。世の中には生きながらえながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身は滅んでも魂の存する者もいる。死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよいし、生きて大業をなしとげる見込みあらば、いつまでも生きたらよいのである。つまり私の見るところでは、人間というものは、生死を度外視して、要するになすべきことをなす心構えこそが大切なのだ。
(遺書「留魂録」の一節で、古川薫による現代語訳。)
9位
死而後已(死して後已む)の四字は言簡にして義広し。堅忍果決、確乎として抜くべからざるものは、是れを舎(お)きて術なきなり。
(「士規七則」より)
10位
身、皇国に生れて、皇国の皇国たる所以を知らず、何を以て天地に立たむ。
(平泉澄「物語日本史」下巻より。水戸遊学時の言葉。)