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吉田松陰の言葉ランキング 40位〜31位

 吉田松陰先生の言葉を、私の好きな順に並べてみました。松陰先生の教えは、これで全てではありませんが、その根本を表し、後世の我々を励ましてくれる、素晴らしい言葉を集めたつもりです。

40位

士の行は質実欺かざるを以て要と為し、巧詐過(あやまち)を文(かざ)るを以て恥と為す。光明正大、皆是れより出づ。
(松陰先生の思想を最も簡潔に表した代表的文章「士規七則」)

39位

天下より視れば人君程尊き者はなし。人君より視れば人民程貴き者はなし。……君なければ民なし。……民なければ君なし。
<訳文>天下の人々から見るときは、天皇ほど尊いものはなく、君から見られるときは、人民ほど貴いものはないのであって、……君がなければ民がなく、……民がなければ君がないのである。
(代表的著作「講孟箚記」)

38位

我今国の為に死す 死して君親に背かず 悠々天地の事 鑑照明神に在り
(処刑場で最後に朗誦した漢詩

37位

帰らじと 思ひさだめし 旅なれば ひとしほぬるる 涙松かな
(長州から江戸への最後の旅立ちの時、涙松と呼ばれる松の所で歌ったもの)

36位

乱は兵戦にも非ず、平は豊穣にも非ず、君君たり臣臣たり、父父たり子子たり、天下平(たいら)かなり。
<訳>乱とは兵乱をいうのではない。平とは五穀が豊かに実るということではない。君が君の道を尽くし、臣が臣の道を尽くす。父が父の道を尽くし、子が子の道を尽くすとき、天下は平らかであるというのである。
(川口雅昭「吉田松陰一日一言」)

35位

人を信ずる者は、其の功を成すこと、往々人を疑ふ者に勝ることあり。
<訳文>人を信ずるものは、往々にして人を疑うものよりもすぐれた功績を挙げるものである。
(「講孟箚記」より)

34位

子の賢愚善悪はたいてい父母の教えによる。とくに十歳以下は男女児とも母の教えを受けることが多い。教えるといっても、小児に言語でさとすことはできないから、母の模範で感化させねばならない。その模範となるべきことは三カ条ある。一、先祖を尊ぶこと、二、神明を崇敬すること、三、親類を睦まじくすること、がそれである。
奈良本辰也吉田松陰のすべて」)

33位

倹約は義を主とし、公共のためにすることである。自分が身に受けた衣食や財器を倹約し、貯蓄をしておいて、主君の用に提供し、朋友の難儀を救い、身分の賤しい人々の貧困を救うのである。吝嗇は利を主とし、私のためにすることである。
(中公バックス「日本の名著31 吉田松陰」)

32位

教授はあたわざるも、君らとともに講求せん。
(海原徹「吉田松陰松下村塾」)

31位

人は私を狂夫と見るだろうが、私は猛士であっても狂夫ではない。しかし孟子でさえも狂を教えたのだから、あえて狂夫と言われてもよい。
(古川薫「松下村塾」)