米国防総省、中国のミサイル開発に懸念
中国のミサイル開発に懸念 米国防総省の年次報告書(産経 07/5/26)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070526/usa070526000.htm
米国防総省は25日、中国の軍事力に関する年次報告書を公表した。
報告書は、太平洋地域の米軍基地や米本土を射程内に収める中国の中長距離弾道ミサイル開発に強い懸念を示した。
また、今年1月に中国が実施した衛星攻撃兵器(ASAT)の実射実験について、報告書は各国の宇宙開発を危険にさらしたと非難した。
攻撃力の柱となる弾道ミサイルについて、報告書は台湾に照準を当てる短距離弾道ミサイルの配備と、直接的な対米抑止力を狙う中長距離弾道ミサイルを詳しく分析。
M9、M11型など台湾海峡周辺に配備された短距離弾道ミサイルは約900基に達し、年間100基程度のペースで増強されているとしている。……
また、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の「JL(巨浪)2」にも言及し、新型のジン(晋)級原子力潜水艦に搭載されるとの判断を示した。
潜水艦は台湾有事への米空母戦闘群の介入を阻む中国の切り札とみられ、米側では攻撃型原潜を含めた中国原潜の防音性能の向上を懸念している。
昨年10月に沖縄近海で米空母が中国のソン(宋)級潜水艦に急接近を受けた事件にも言及した。
ゲーツ国防長官は24日、記者団に対して、中国の軍事動向に「懸念」を示し、装備や戦略の透明性確保を求めてゆく考えを表明した。
(VIPまとめより)
「台湾海峡周辺に配備された短距離弾道ミサイルは約900基に達し、年間100基程度のペースで増強されている」これは多いのではないかと思いますが。中国経済の成長はストップしないんでしょうかねえ……。