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オレンジ中国の侵攻を想定して日米が全力で演習

尖閣有事で日米演習 中国の侵攻想定
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20061230/mng_____kok_____001.shtml


 日中などが領有権を主張する東シナ海尖閣諸島沖縄県)に中国が武力侵攻し、日米が共同で対処する想定の演習を、海上自衛隊と米海軍が11月に硫黄島(東京都)近海の太平洋上などで実施していたことが29日、日米の複数の関係者の話で分かった。
 陸自と米海兵隊は1月、米国で離島への武力侵攻や武装ゲリラの潜入に対処する共同訓練を行ったが、具体的に中国による侵攻を想定した大掛かりなシナリオに基づく日米共同の演習が明らかになったのは初めて。
 中国の軍事的台頭への日米の強い警戒感を浮き彫りにした形で、日中関係にも微妙な影響を与えそうだ。
 日米の演習は、海自のイージス艦など約90隻、P3C哨戒機など約170機が参加した「海上自衛隊演習」の期間中に実施。海自のほか米海軍の空母キティホークなど10数隻が加わった。
 関係者は、尖閣有事は複数の想定の一つだったとした上で「特定の国を敵視した印象を避けるため、中国を「オレンジ」、日本を「青」、米国を「緑」などと、計8つの国と地域を色に置き換えた」と説明。シナリオは中国−台湾情勢の緊迫化を前提に(1)オレンジ国が尖閣諸島に武力侵攻(2)青国と緑国が海上交通路を確保し、青国が輸送艦で地上部隊を緊急展開(3)青国軍が尖閣諸島を奪還する−という流れ。
 実際の部隊の展開は、硫黄島沖縄本島沖ノ鳥島尖閣諸島、四国沖の太平洋を東シナ海に見立てて実施。海自の輸送艦が、陸自の西部方面普通科連隊(長崎県)と第12普通科連隊(鹿児島県)の計約150人を乗せ、佐世保基地長崎県)から硫黄島に向かった。
 米空母を中心とする日米艦艇が輸送艦を重要対象として護衛。オレンジ国軍役の海自潜水艦などとの戦闘訓練も行った。