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橿原神宮へ参拝してきました

 ちょっと奈良のほうへ旅行したので、橿原神宮にお参りしました。他にも桧原神社と大神神社にお参りしました。順番にご紹介しましょう。
 桧原(ひばら)神社は笠縫邑(かさぬいむら)という場所にあります。崇神(すじん)天皇の御代に豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)が三種の神器である神鏡を祭った場所です。それ以前は宮中で祭られていましたが、初めてここに遷され、次に様々な場所を転々とし、最後に伊勢に着きます。それが次の垂仁(すいにん)天皇の御代のことですから、笠縫邑で祭られていたのは崇神天皇の御代だけです。
 大神(おおみわ)神社は大和の一宮で、巨大な鳥居が特徴です(木製ではない)。大物主大神と、大己貴神少彦名神が祭られています。大己貴神(おおなむちのかみ)は大国主神(おおくにぬしのかみ)のことです。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は大国主神の魂で、イメージとしてはドッペルゲンガーですね。少彦名神(すくなひこなのかみ)は大国主神の右腕だった神様です。この神社のメインは大物主大神です。
 橿原(かしはら)神宮は神武(じんむ)天皇が初代天皇に御即位なさった地です。畝傍山(うねびやま)のふもとで、神武天皇の皇居もここにありました。要するにここが日本建国の地であり、全ての始まりの場所です。神武天皇というのは後の時代の人が奉った御名で、正しくは神日本磐余彦尊(かんやまといわれびこのみこと)、始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)と言います。ここでは、以前読んだことのある「教科書が教えない神武天皇」(出雲井晶)と教育勅語を購入しました。教育勅語には明治天皇の御名御璽が入っています。私はポスター等を買っても、飾らずにしまったままにしてしまうタイプなので、今回もそうなりそうです。そういえば、とんびが居るのかなと思って行ったのでしたが、見かけませんでした。神宮だけでなく陵(みささぎ)にもお参りする予定でしたが、神宮に満足してしまい、すっかり忘れてしまいました。
 以前、湊川(みなとがわ)神社に参拝した時には、ちゃんと楠公の御墓にもお参りしました。松陰先生が以下の詩を作った場所です。楠公が自決した場所も神社内にありました。

道の為、義の為、豈(あに)名を計らんや
誓ってこの賊と生を共にせず
嗚呼忠臣楠子の墓
吾且(しばら)く躊躇して行くに偲びず
うんぬん

東京の松陰神社には松陰先生の御墓があるそうですから、お参りする機会があれば、忘れずに御墓も拝もうと思います。私は未だに伊勢大神宮に参拝したことがありません。明治神宮靖国神社出雲大社もありません。熱田神宮には参拝したことがあります。日本中に有名な神社がありますから、少しずつ制覇してみようと思います。神話と歴史を知ると、大抵の神社は御祭神が分かりますから、参拝するのが楽しくなります。
 桜井市水道局に平泉澄先生の歌碑(歌は柿本人麻呂)があるという情報を入手したので、寄ってみましたが、他の公園に移されていたので、見ることが出来ませんでした。近くの公園なので寄ろうと思えば寄れたのですが、そこまでして見たいとも思わなかったので。
 あと、最近ニュースになっていた高松塚古墳にも行きました。飛鳥には他にも古墳や天皇陵がたくさんあります。また、万葉集の主な舞台でもあります。近代的な人工物もいいですが、飛鳥でのんびりするのも楽しいと思います。