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私のスタンス

 あけましておめでとうございます。今日から何回か、いろいろ自分の考えを書いてまとめてみたいと思います。
 日本では政治スタンスは単純に右翼と左翼、保守とリベラルという二元論で分けられていますが、はたしてそれは適切でしょうか。私はおそらく、普通でいけば保守に分類されてしまうでしょう。しかし、それ以外の分類もありうるはずです。例えば、


世界一小さな政治クイズ
http://meinesache.seesaa.net/article/7300573.html

Your PERSONAL issues Score is 60%
Your ECONOMIC issues Score is 80%
Libertarian「リバータリアン派」は・・・
個人と経済の問題について最大限の自由を求めます。彼らはきわめて小さな政府を望み、政府の権限は、個人を暴力や強要から守ることに限定されるべきと考えます。リバータリアンは自己責任を大事にし、政府の官僚システムや税金に反対し、民間のチャリティを促進し、多様なライフスタイルを容認し、自由市場と市民の自由をサポートする傾向があります。

 このような簡単なテストでも、自分のスタンスを大まかに測ることができます。そしてこのテストでは、政治と経済のそれぞれにおいて、政府の大きさがどの程度であるかを聞き、それによって右と左の二元論ではなく、上下左右の二次元的にスタンスを表現しています。以下のテストもそれに近いものです。


英語版ポリティカルコンパス
http://www.politicalcompass.org/test
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20050222#p3

Economic Left/Right: 2.25
Social Libertarian/Authoritarian: 0.00
近い人 メルケル

日本版ポリティカルコンパス
http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 3.8
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) 3.15
あなたの分類は 保守右派 です。

 もちろん、日本に特有の問題というものは存在し、そのために日本版のテストを作る必要がありますが、しかしテストを作る時点で、作る人のスタンスが表れてしまいます。例えば、西洋では質問にいちいちキリスト教徒であるか、愛国者であるか、などと設定する必要はありませんが、日本では、尊皇であるか、愛国者であるか、というような質問が必要だと感じる人もいるでしょう。私は尊皇や愛国はデモクラシーと同じように、本来は全国民共通の認識であって、スタンスと関係ないと考えていますが、現実にはそうなっていない以上、やはり一つの軸となってしまうのは確かです。
 そのようにスタンスを分ける軸はいくつもあるにもかかわらず、単純に右か左かに分けるやり方は、私は好きではありません。少なくとも政治的自由、経済的自由、個人の価値観の3つの尺度で測るべきでしょう。しかし日本では、もっぱら個人の価値観を問題にして、政治上および経済上の自由がどの程度認められるべきかというのはあまり注意が払われていない気がします。しかし、政治において重要なのは3つの尺度のうちで政治的自由と経済的自由であって、価値観は人それぞれで構わないはずです。無論、価値観と政治は完全に無関係なのではありませんが。
 さて、私個人のスタンスについては、上の通り「リバータリアン」です。価値観においては確かに保守的かもしれませんが(実は案外リベラルな気もしますが)、政治的にはそれ以上にリバータリアンということのほうが重要です。加えて、私は自分を「尊皇民主主義者」であると考えています。ただ、先に言ったように尊皇も愛国もデモクラシーも、スタンスを超えて共通の、いわば国民としての基盤、土台となる部分であって、一部の人々に限られたスタンスではないと思います。デモクラシーについては日本人であれば異論はないでしょうから、後日、尊皇や愛国については書いてみます。
 ただ、尊皇と自由とは矛盾するのではないか、ということにだけは反論しておきます。尊皇思想は元来、誰からも強制されるものではありません。思想として体系化しようと試みた人はたくさんいますが、神道や武士道と同様、一人一人で考え方が違うものであるし、人に教わることはあっても、押し付けられることはなく、また絶対にあってはならないのです。なぜなら天皇は自由を愛する存在であるからです。したがって、尊皇は自分の完全に自由な意志であり、自律です。人間は完全な自律などできはしません。ただ、いかなる宗教、思想、価値観を自らのものとするか選択することができるだけです。
 最後にもう少し政治テストとその結果をご紹介します。皆さんもいろいろやって遊んでみてください。


政治ポジションテスト
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/kekka.html?px=7&py=3

リベラルかつ小さな政府を目指すタイプ
「政治・経済・社会の進歩に敏感で、政府の介入をなるべく小さくしつつ変革を進めることが大事」という考えを持っているのではないでしょうか。
リベラル+1
小さな政府+3
このグループに近い考えの政治家
・B.クリントン (前米国大統領で、連邦政府財政再建を進める)
・T.ブレア (英国首相で、「結果平等から機会平等へ」をコンセプトに教育や雇用政策を実施)
青島幸男 (前東京都知事で、世界都市博覧会を中止)

政治ポジションテスト 外交編
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/diplomacy/
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/diplomacy/kekka.html?px=6&py=3

あなたは「グローバル指向のタカ派」です!
タカ派+2
グローバル指向+1
このグループに近い考えの政治家
中曽根康弘 (元首相。靖国神社公式参拝国鉄電電公社、専売公社の三公社の民営化を実現)
ロナルド・レーガン (元アメリカ大統領。国防予算を大幅に増額し、静止衛星にミサイルやレーザーなどを配備するスターウォーズ計画を推進。レーガノミックスにより、規制を緩和し投資を促進)
マーガレット・サッチャー (元イギリス首相。金融ビッグバンを実施し、外国資本を積極的に導入。フォークランド紛争では軍事行動を展開)

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