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中国に対抗するため2島返還で日露協力関係を

2島返還で日ロ接近を=中国に対抗−ロシア紙が異例の社説
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111500884

 ロシア紙ベドモスチは15日、日ロ関係について社説を掲げ、中国の台頭に対抗するため、「日ロ両国は長期的な政治的接近に向けたロードマップを策定すべきだ」とし、その第一歩として「歯舞・色丹の引き渡し」あるいは共同統治が必要だと主張した。
 メドベージェフ大統領の国後島訪問後、ロシアでは北方領土返還は最終的に拒否されたとの見方が強まっており、同紙の論調は異色。
 ベドモスチ紙は、今回の日ロ首脳会談について、大統領の北方領土訪問後の外交危機は収束されたものの、いつものように問題解決が先送りされたにすぎないと批判。
 その一方、領土拡張欲求を強める中国の台頭を背景に、「ロシアにとって日本は経済協力だけでなく、東アジアにおける均衡を図るためより好ましいパートナーと見え始めている。しかし、平和条約締結なしに日ロ間の全面的協力ができるかは疑問」と述べ、問題解決を先送りすべきではないと指摘した。

 平和条約が必要かどうかは分かりませんが、段階的にまず2島返還というのはありだと思います。
 というのも、このままだとロシアと戦争でもして勝たない限り、北方領土は返ってこない。もし戦争なしで返ってくるとすれば、領土を買うということになる。例えば二国間でなんらかの協定が必要な場合に、相手に大きく譲歩する代わりに、日本は領土を返してもらう。
 それ以外の可能性としては、例えば中国がロシアに攻め込み、ロシアが日本の支援をどうしても必要とするような場合。しかし現実的には、日本がロシアの支援を必要とする可能性のほうが高いでしょう。
 中国の台頭を考えると、日本とロシアは同盟か協商のような関係を構築することが焦眉の急です。そのために、ロシアは2島返還という譲歩をする、一方、日本も2島は当面諦めるという譲歩をする。そうすることで協力関係が作れるのであれば、そうするのも一つの手段ではないでしょうか。