人権擁護法案マガジン・ブログ版

人権擁護法案マガジンのブログ版です。人権擁護法案反対VIP総司令部まとめサイトはこちら http://zinkenvip.fc2web.com/

台湾・馬総統、中台二国論を否定

中台二国論を否定 馬台湾総統融和政策進める
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008090402000114.html

 台湾の馬英九総統はメキシコ紙とのインタビューで、中台関係について「国と国との関係ではない」と述べた。台湾総統府が三日、発言内容を公表した。
 馬総統の発言は、李登輝元総統が一九九九年に表明した中台「二国論」(特殊な国と国との関係)を否定したことになる。対中融和政策を進める馬総統の見解は、今後国内外に波紋を広げそうだ。
 インタビューの中で馬総統は「(中台)双方は二つの中国ではない。一種の特別な関係にあり、国と国との関係ではない」と強調した。
 その上で「双方ともに『一つの中国』という原則は受け入れられるが、一つに対する見方は双方で異なる。主権問題は今は解決できない」と述べ、当面は主権問題には触れず、中台の平和、繁栄を保ちながら融和政策を推進する意向を示した。
 馬総統は今年五月に就任以来、外交関係を結ぶ国を競い合う中国との争いについて「休戦」を提唱している。中国寄りの姿勢に、野党民進党などは「主権の堅持」を掲げて強く反発しており、今回の発言に野党陣営がさらに反発するのは必至だ。