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ヤマハ発ヘリ不正輸出、未解明のまま終結

【ヘリ不正輸出】「会社のためにやったこと」部長ら3人処分保留で釈放 ヤマハ発動機を略式起訴 - 静岡地検[070316]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1174037033/l50


1 :パキュンパキュンパキュンφ ★ :2007/03/16(金) 18:23:53
ヤマハ発動機を略式起訴 静岡地検、部長ら3人釈放」


 ヤマハ発動機が軍事転用可能な無人ヘリコプターを不正輸出しようとしたとされる事件で、浜松区検は16日、外為法違反の罪で法人としての同社を略式起訴した。静岡地検は「会社のためにやったことであり、会社のみを処罰すべきだ」として、同法違反容疑で逮捕された内山一雄同社元スカイ事業部長(58)ら社員3人は処分保留で釈放した。(以下略)
http://www.shizuokaonline.com/national_social/2007031601000532.htm


(VIPまとめより)
このような甘い処分では、今後もこのような事件が続くかもしれない。いや、実際には以前にも多くの似た事件があった。このメルマガ・ブログで取り上げた事件だけでも、他に2件あった。


(以下、中日新聞3月17日朝刊1面)
 ……地検は、略式起訴とした理由について「十分な反省に立って再発防止策に取り組んでおり、略式処分が相当と判断した」、三人の処分保留については「会社の業務遂行のためにやったことで、相応に反省している。早々に処分したい」などと説明した。……三人は当初、調べに対し「違法性はない」と容疑を全面的に否認していたが、拘置期限の十六日を前に一転して「経産省の指摘も理解できる」などと供述したという。……


<解説>中国への不正輸出 全容解明の機会失う
 ……同社が中国人民解放軍とのかかわりがある企業へ無人ヘリを輸出しようとした動機や経緯、実際に中国へ輸出した九機の利用実態が法廷で明らかにされる機会は失われた。……


山口静岡県警警備部長のコメント
 ……本件は大量破壊兵器関連物資などの拡散が国際的に極めて重大な問題となっている中、わが国から中国へ向け、大量破壊兵器などの運搬が可能な無人航空機が不正輸出されようとしたものであり、極めて深刻な事案であると考えております。


(以下、同37面)
考えられない結末 中国軍事研究家の平松茂雄氏の話
 ゆゆしき事件であり、このような結末は考えられない。ヤマハ発動機無人ヘリを輸出したポリテクは人民解放軍中枢の総参謀本部直属の一大軍産複合体で、軍事用に使用されたことは間違いないからだ。中国はすべての産業が軍に収斂(しゅうれん)している国。捜査当局は事件の重大性に対する認識が甘すぎる。