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ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(★★★)

おすすめ度★★★(5段階)
1960年、東宝製作。松林宗恵:監督、円谷英二:特撮、團伊玖磨:音楽。
山口多聞三船敏郎、加来艦長:田崎潤山本五十六:藤田進。
「ハワイ・マレー沖」の次は「ハワイ・ミッドウェイ」をご紹介。「大海空戦」とあるが、「ハワイ・マレー沖」ではほとんど敵の戦闘機とのドッグファイトがなかった。もちろん、航空機が日本軍の奇襲で壊滅したからだ。この映画の見所は、その一点である。カラーで見る戦闘機VS戦闘機、素晴らしい。そして空母が次々と撃沈させられていく様。悲しい、悲しすぎる。東郷平八郎元帥を演じた三船と田崎潤が一緒に沈んでいくのは、悲しいやら楽しいやら。三船は他の映画で次の軍人役もやっている。山本五十六山口多聞、阿南陸軍大臣キスカ島脱出のリーダーなど。以下、ウィキペディア東宝は本作のために、スタジオ内に総面積約1万平方メートルもの特撮用大プールを建設し、完成披露の際は出演者総出による記念式典まで行うほど力を注いだという。(以上、引用)大プールも今は無い。諸行無常